前回までのあらすじ
妊活中の奈々（深田恭子）と大器（松山ケンイチ）は、タイミング法から人工授精へのステップアップを決意する。それに合わせて奈々は、勤務先にシフトの変更を申し出たが、上司の倉持（寿大聡）から、他のスタッフから苦情が出ると面倒だから急な変更はほどほどにするよう注意されてしまう。
渉（眞島秀和）は、建築事務所からの独立を決意する。留美（橋本マナミ）は「渉のことを中傷した怪文書の件は誰も気にしていない」と言って引き留めようとしたが、渉は「自分が気になるんだ」と独立の意思は固い。
いつものように時間をつぶしていた真一郎（野間口徹）は、偶然ダンスの練習をしていた中学生の中に、長女の優香（安藤美優）が混じっていることに気づく。
一方、ちひろ（高橋メアリージュン）は亮司（平山浩行）が引き取ることになった息子・亮太（和田庵）が、名古屋から上京する前に出ていく事になっていた。奈々は、本当にこのまま亮司と別れてもいいのか、とちひろに問いかけた。だがちひろは、亮司が何も言ってこないから仕方ないという。
そんなある日、深雪（真飛聖）は、学習塾から優香が来ていないという連絡を受ける。深雪は、優香を探しに行く為に、次女の萌香（古川凛）のことを奈々にみてもらうことに。萌香を預かることになった奈々と大器は幼い萌香に振り回される事に・・・
第６話 あらすじ
大器の妹、琴音の赤ちゃんの名前は！？
２ヶ月後・・・
大器と奈々の家に、お宮参りを終えた大器の両親と妹の琴音夫婦が赤ちゃんを連れてやってきた。奈々はお祝い膳を用意して出迎える。赤ちゃんの名前は、「出産は奇跡なんだ」と言った奈々の言葉にちなんで「真奈」と名付けられた。奈々からも一文字貰ったと言った琴音の言葉に、奈々は感激する。琴音は父親と夫は汚れているから赤ちゃんを触られたくないが、奈々はピュアで汚れがないので真奈を抱いて欲しいと言う。初めて赤ちゃんを抱いた奈々は思わず涙ぐんでしまう・・・。それを見た聡子は何とも言えない辛そうな表情をする。
亮太がどうしていつも携帯とヘッドホンを離さないのか？
ちひろは川村亮司の息子、亮太と一生懸命コミュニュケーションを取ろうとするが、亮太は素っ気ない態度をとる。亮司は５年も離れて暮らしていた時間を埋めようと、毎週亮太の欲しいおもちゃを買い与え甘やかす。そんな亮司の態度に苛立つちひろ。ある夜、携帯を握ったまま眠ってしまった亮太の手から、そっと携帯を取ろうとすると、亮太が「触るな！」と大声で怒り、背中を向けてしまう。何も知らないちひろは気分を害してしまうが、実はその携帯には事故で亡くなる前、亮太の母親からかかってきた電話の録音が残っていたのである。亮太は毎晩ヘッドホンで母親の声を聞き、泣いていたのだった・・・
小宮山家の経済状況は・・・
小宮山深雪は優香の塾に呼び出されて、成績がかなり落ちてきているので、このままだと志望校を下げるしかないと言われる。下げたくないのなら、自宅学習ともっと塾のコマ数を増やすように提案され、増やすことを即決する。
その夜、小宮山真一郎はやりたい仕事が見つかったと、妻の深雪に話そうとしたが、途中で優香の塾のコマ数を増やしたところでどうしようかと思っていた、仕事は何でもいいからそろそろ稼いでもらわないと！と話を遮られ、結局ボランティアの塾の講師がしたいとは言えず仕舞いだった。
渉の母親が骨折し、渉は様子を見に行くと朔に言うと、朔は半ば強引について行くと言い張る。付き合っていることは絶対にバラさない、後輩のふりをすると約束し、渉は朔と一緒に実家へ行く。渉は渉の家で一緒に住まないかと提案するが、母親となんか住んでいたら婚期を逃すと拒否する。お母さんはまだ孫を抱くことを諦めていないと。
コーポラティブハウスに帰ってきた朔はとても機嫌が悪く、母親に嘘をついているのはかわいそうだと渉を責める。思わず「俺の家族のことはお前には分かんないんだよ！」と怒鳴ってしまい、朔はバイトがあると出て行ってしまう。
奈々は職場の上司からおめでたのスタッフの穴埋めに出勤を頼まれるが、その日は人工授精の日とは言えず、ちょっと予定があると断ると、「やる気がないならやめてくれていいんだよ」と酷い言葉をかけられる。
ある日、奈々はお宮参りの日に撮った家族写真を持って大器の実家へ行く。
真奈に熱があると琴音が大騒ぎしている最中で、すぐに救急病院に連れて行くとアタフタしていた。そこで琴音の夫が真奈の服を脱がせて、もう一度熱を測ってみると、熱が下がってきてみんなは一安心する。が、琴音は突然、「母親になんかなれない」と泣き出してしまう。
そして、「子供なんて欲しくなかった、子供なんて産みたくなかった」と言ってしまう・・・
母親の聡子は、琴音をビンタし、「世の中には産みたくても産めない人だっているのに、今の言葉はそういう人にどれだけ、残酷で無神経で酷い言葉か。謝りなさい！」と叱る。
奈々は聡子に、子供ができないことを泣きながら何度も申し訳ないと謝る。聡子は「子供がいようがいまいが、あなた達が幸せならそれでいいの」と二人で号泣する。
ある日４回も人工授精に失敗し、「まるで終わりの見えない迷路だよね・・・」と落ち込む奈々に、返す言葉が見つからない大器。そして奈々がお風呂に入っている間に誰かにメールを打ち出す・・・
次の日、大器はあるマンションを訪ねた・・・そしてそこから美しい女性が出てきて、大器を家に招き入れた・・・
第７話へ続く・・・
大器がまさか浮気を？！大器に限って・・・ 渉の母親がコーポラティブハウスに遊びに来た時に見たものは！？ 二人はどう切り抜けるのか・・・
隣の家族は青く見える第６話を見逃した方、今すぐFODですぐに見れますよ！
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